■企画展の要旨
岩手県遠野市は、北上高地の中央に位置し、古くから三陸沿岸と内陸を結ぶ交易の中継地として栄え、特に今回の津波で大きな被害を受けた大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市・山田町・宮古市とは車で約1時間~1時間半の距離に
あって、歴史的・文化的に深いつながりをもってきました。
そのため遠野市立博物館と遠野文化研究センターでは、三陸沿岸の被災した文化財を回収し、応急処置を施す「文化財レスキュー」に取り組んでいます。このテーマ展では、これまでの遠野市での取り組みを中心に紹介します。
救い出された文化財は、東日本大震災を乗り越えたという新たな歴史的価値を与えられ、三陸沿岸に生きる人々の誇りとなって、未来を生きる大きな力となるものです。その被災地の文化の復興支援に携わることこそ、被災地に寄り添って生きる遠野の人々にとっての「誇り」であり、新たに刻む「歴史」となることを願って開催するものです。
■展示構成:
・文化財レスキューとは
・岩手県の図書館博物館の被害状況
・遠野に避難してきた文化財
・大槌町での活動
・陸前高田市での活動
・釜石市での活動
・学校教育と文化財レスキュー体験
・山奈宗真と文化財
◎会 期:2011年7月22日(土)~9月29日(木)
◎所在地:〒028-0523 岩手県遠野市東舘町3-9
◎お問い合せ先:TEL. 0198-62-2340
※詳細は下記URL≪↓≫をご覧ください。
http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/25,10265,122,144,html
(サイバーネットワーク/鎌田)
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